アキバタマビ21移転プレイベント:これまでとこれから9


アキバタマビ21は3331 Arts Chiyodaでの約12年間の活動を終え、現在移転準備中です。移転までの間、いろんな場所をお借りして、同じ問題意識を共有しているアーティストたちによるトークや展示設営にまつわるワークショップなど、さまざまなイベントを開催します。 
「これまで」アキバタマビ21という場で起きたことを振り返り、次の新しい場所での、またそれぞれのアーティストにとっての「これから」の活動につながるヒントを探る試みです。

Contents

有楽町アートアーバニズム(YAU)共同企画トーク
「私たちのまち、アート、協働について」


いよいよ4月、アキバタマビ21が新しい場所、独立した環境でリニューアルオープンするにあたり、アート/アーティストが地域と結ぶ関係性づくりをテーマとしたトークイベントを行い、渋谷区神宮前(外苑前)で展開すべき「これから」の施策のヒントを探りたいと思います。
アーティストが地域と関係をもつ時、活動場所やその場の特色、ひいては人びとの行動など、着目すべき点がさまざま見受けられます。また、アーティストのそうした活動を行政や企業、大学など多くの手が加わり、支える試みが続いています。本トークでは、2022年10月に渋谷区内にオープンしたシビック・クリエイティブ・ベース東京(CCBT)より廣田ふみ、同年2月より大丸有エリアで活動する有楽町アートアーバニズム(YAU)より森純平、そして墨田区を舞台にアーティストや研究者らとの出会いを通じて創造活動をしてきたインディペンデント・キュレーターの青木彬をモデレーターに、それぞれの活動紹介に加えて、アートと街の協働における展望や課題を掘り下げます。

日時:2024年3月9日(土)16:00〜17:30
登壇者:廣田ふみ、森純平、青木彬
会場:YAU CENTER(東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1F)
アクセス:JR有楽町駅国際フォーラム口 徒歩5分、東京メトロ有楽町駅D1出口直結、
     東京メトロ日比谷駅A6出口徒歩3分、都営地下鉄日比谷駅B1・B2出口徒歩3分

 

登壇者プロフィール

廣田ふみ(公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京 デジタルクリエイティブ推進課事業係長/シビック・クリエイティブ・ベース東京)
IAMASメディア文化センター、山口情報芸術センター[YCAM]を経て、2012年より文化庁にてメディア芸術の振興施策に従事。文化庁メディア芸術祭および海外・地方展開を含む事業を担当。2015年より国際交流基金にて、日本と東南アジアの文化交流事業の一環としてメディア文化、メディアアートをテーマとした事業を企画。2020年より現職。東京都の文化施設が有する収蔵品等の文化資源をデジタル化し、多様な形態での鑑賞体験を提供する「TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト」等の立ち上げに参加。2022年10月には、渋谷のシビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]の開設に参画。

森純平(建築家/PARADISE AIRディレクター/有楽町アートアーバニズムYAU)
建築家。東京藝術大学建築科大学院修了。在学時より建築から時間を考え続け、舞台美術、展示、まちづくり等、状況を生み出す現場に身を置きつづける。2013年より千葉県松戸を拠点にアーティスト・イン・レジデンス「PARADISE AIR」を設立。今まで700名以上のアーティストが街に滞在している。主な活動におっとり舎、MADLABO、遠野オフキャンパス 、ラーニングをテーマとした「八戸市美術館(共同設計:西澤徹夫、浅子佳英)」。たいけん美じゅつ場VIVA基本設計/ディレクター(2019〜)、有楽町アートアーバニズムYAU(2021〜) 等。

青木彬(インディペンデント・キュレーター/一般社団法人藝と)
1989年東京都生まれ。東京都立大学インダストリアルアートコース卒業。アートを「よりよく生きるための術」と捉え、アーティストや企業、自治体と協働して様々なアートプロジェクトを企画している。これまでの主な活動にまちを学びの場に見立てる「ファンタジア!ファンタジア!─生き方がかたちになったまち─」(東京都、2018年〜)ディレクターなど。

 

参加方法

本イベントは「YAU OPEN STUDIO ’24 」のプログラムの一つとして実施します。
参加費は無料です。
下記Googleフォームページ内の「参加する」ボタンよりご予約ください。
https://forms.gle/FKhvH28GqTGm3xFK9

 

共催


有楽町アートアーバニズム(YAU)
──街がアートとともにイノベーティブな原動力を生み出す「有楽町アートアーバニズム」(YAU)。活動の拠点となる有楽町ビル10Fの「YAU STUDIO」では、アーティストによる制作やリサーチの場に加えて、作品展示やトークイベントなど、さまざまなプログラムが展開されています。
今回、まちとアートのさらなる接点となるオルタナティブスペース「YAU CENTER」を国際ビル1Fにオープンさせます。

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